看護のヒント
ご家族でできる、無理のない「床ずれ(褥瘡)予防」のポイント
在宅での介護において、多くの方が不安に感じられる「床ずれ(褥瘡:じょくそう)」。 長時間同じ姿勢でいることで皮膚の一部が圧迫され、血流が悪くなることで発生します。一度できてしまうと治りにくいため、何よりも「予防」が重要です。
本日は、ご自宅でご家族が無理なくできる予防のポイントを3つお伝えします。
1. 定期的な「除圧(じょあつ)」 ずっと同じ姿勢を避けるため、クッションなどを使って定期的に体の向きを変えることが大切です。無理に持ち上げず、体位変換用のスライディングシートを使うとご家族の腰の負担も軽減できます。
2. お肌の「清潔と保湿」 汗や汚れは皮膚を弱くする原因になります。優しく拭き取り、乾燥を防ぐために保湿クリームを塗りましょう。ゴシゴシこすらず、泡で優しく洗うのがコツです。
3. シーツの「しわ伸ばし」 意外と見落としがちなのが、衣服やシーツの「しわ」による摩擦です。ベッドメイキングの際は、ピンと張るように整えてください。
少しの工夫で、予防の効果は大きく変わります。 「最近、皮膚が赤くなっている気がする」「クッションの使い方がわからない」など、少しでも不安なことがあれば、いつでも私たち訪問看護師にお気軽にご相談くださいね。